記録映画「越前笏谷石−石と人の旅−」の制作レポート・ロケ写真
越前笏谷石の会が支援し、福井市映像文化センターが、平成11年6月より制作を進めている、笏谷石をめぐる歴史と文化をテーマとした記録映画の制作状況です。
この「越前笏谷石−石と人の旅−」は、民族文化映像研究所(姫田忠義所長)によって、平成11年11月より制作が進められ、平成13年3月に完成。この初めての笏谷石の記録映画づくりに、越前笏谷石の会では、情報提供やロケスタッフの支援活動を行ってきました。
この「越前笏谷石−石と人の旅−」は、民族文化映像研究所(姫田忠義所長)によって、平成11年11月より制作が進められ、平成13年3月に完成。この初めての笏谷石の記録映画づくりに、越前笏谷石の会では、情報提供やロケスタッフの支援活動を行ってきました。
ロケはなによりもまず、地元の方、 笏谷石にかかわっておられる方々から お話を聞くことから始まりました。 作品の導き役である姫田監督と、 熱いな笏谷石の語りべとなった 梶谷さんです。 |
笏谷石文化の存在が、 あきらかになってくるのは 古墳時代だとされ、石棺が その象徴である。 写真は丸岡町牛ケ島石棺を 訪ねる考古学研究者の 白崎さんと姫田監督。 |
中世から朝倉氏時代へ、越前は 日本でも屈指の石文化の地となり、 近世、特に江戸時代後期は、 笏谷石文化の大飛躍時期となった。 (写真は丸岡城にて) 日本撮影監督協会スピリッツ賞を 受賞した名カメラマン澤幡さんの ウデがなります! |
石工の林貞盛さんの協力で、 尺六の笏谷石を切り出す作業の 復元検証が行われました。 炎天下の中、ゴンボヤを打ち込み、 さあこれから尺六を起こします。 その様子は映画で初めて見る ことができます。 |
越前笏谷石の会の学習会も撮影さ れました。お話してくださってい るのは切り込み職人の林貞志さん です。(さあて、どれだけ画面に 出ることか...?) |
今回、最大の難関となった 七ツ尾採掘坑道内部のロケ。 撮影は、坑道入口に発電機を 設置、坑道内をおよそ300mに 及ぶ配線工事を決行! 電圧低下と湿度、石の粉塵、 真の闇と闘いながら、 史上初となった足羽山地下の 壮大な空洞世界が撮影されました。 |
越前笏谷石の会の学習会も撮影 されました。お話してくださっ ているのは切り込み職人の林貞 志さんです。(さあて、どれだ け画面に出ることか...?) |
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